まえがき
こんにちは、こんばんは、さつま芋です。
世の中の情報は大衆向けなのか、実務に使うには一から再構築しなければなりません。
今回のテーマは損切り貧乏ですが、少し切り口を変えた考察です。
損切り貧乏を図示する
『損切りし過ぎたら「損切り貧乏」になる』と言われたりするのですが、それと同時に、損切りしないことも大きな破産リスクにつながります。
そこで、損切り貧乏とは何かを私なりに考えてみました。
説明しやすいように分割でロングエントリーした条件を考えます。
シナリオが崩れたら損切り(SL:大文字)と、逆行したらすぐ損切り(sl:小文字)とで比べてみると明確です。
シナリオの崩壊で損切り(SL:大文字)する条件では利益確定できますが、逆行で直ぐに損切り(sl:小文字)する条件では損失確定されてしまいます。
損切り貧乏とは
一言で損切り貧乏を表すならば、根拠が崩れる前の損切りと言えます。
損切り耐性が身に付くと、逆に、含み損への耐性が下がる逆振れ心理が現れます。
恥ずかしながら、私のことです。
損小利大が悪いというわけではありませんが、極端な損小利大の手法では安定感が失われてしまうことになります。
ちなみに今回は、損切り貧乏の視覚的な理解を目的としているため、最終的に利確できたという結末にしました。
もちろん、利確前に急落したならば話は違ってきます。
あくまで損切りの是非ではなく、損切り貧乏を図解したものとしてご理解ください。
あとがき
今回の内容は勝ち方・負け方というより現象の考察です。
損切り貧乏についての情報発信は見受けられますが、その多くは苦言であり、理解を促すものではないようです。
同じ事象でも視点を変えてみると見え方は変わりそうな、変わらなさそうな…(^^)
以上、さつま芋でした。