まえがき
こんにちは、こんばんは、脱初心者トレーダーさつま芋です。
ちょっと調べたり考えたりすれば分かるような盲点情報などをシェアしたいと思います。
損切りしない手法
「損切りしなくて良い」という(荒唐無稽なことを言う)女性FXユーチューバーがいました。
動画の中で示されている根拠は2つ。
②損切りするほど売買回数が増えて手数料で儲かる 業者のセールストーク、
らしいのです。
そもそも、本を売るために損切りを謳うのか甚だ疑問ですし、Bブック業者は顧客と利益相反の関係だと思うので、俄かには理解できない根拠です。
YouTubeで「損切りしなくて良い」で検索ですればヒットすると思います。
(もしも反〇系FXユーチューバーだと怖いのでURLは載せません)
普通に確率で考えれば、損切りしない手法は悪手です。
強いて言えば、人生で1~2回しかトレードしない勝ち逃げスタイルならば勝算がありますが…
手法の矛盾
FXは相場が上がるか下がるかの二択なので、アタリとハズレの二種類の玉が入ったガラポン抽選の例えで矛盾を指摘してみます。
19個の白玉(アタリ)と1個の黒玉(ハズレ)があるとします。
ランダムに1個を取り出して、白玉なら+10円もらえ、黒玉なら-500円とられるゲームをするとします。
勝率でいうと、95%のFX手法に相当します。
かなり高勝率ですが、ずっと続けていれば いつかはハズレる破産のゲームです。
白19個×10円(計190円)から黒1個500円を引いた額がー310円になり、期待値はマイナスです。
同様に 、先ほどの損切りしない手法も期待値がマイナスという点で破産のトレードです。
一応、損切りしない手法の計算式を載せておきます。
あとがき
FXを専業・副業ビジネスとして考えるのであれば、損切りは必須事項です。
個人の性格や手法によるレベルの話ではありません。
それにしても、荒唐無稽なことを大胆に言っておられて、良い意味で面白かったです。
以上、さつま芋でした。